新スタンダードモデル ニューバランス フレッシュフォーム X 880 v14 をレビュー

Fresh Foam X 880 v14 のアッパーにはエンジニアードメッシュ素材を採用。箇所によって網の粗さを変えることによってフィット感と通気性の良さをもたらしています。

また、アッパーと一体型のタンは厚めとなっており、フカフカで快適性が高く仕上がっています。

Fresh Foam X 880 v14 には FreshFoam素材のミッドソールが利用されています。前作の v13 では2層構造のミッドソールとなっていましたが、今作では1層構造にアップデートされました。

クッションはソフトながらも柔らかすぎない印象で、いい意味でスタンダードな走り心地と感じました。

同じ Fresh Foam シリーズの 1080 の方が柔らかさ、クッショニング性能では優れていると感じましたが、こちらの 880 はよりベーシックで自然な接地感に仕上がっています。

Fresh Foam X 880 v14 には新たに、上位モデルである 1080 シリーズと同様のアウトソールデザインが採用されました。走行データから考案されたデザインで、自然な足運びと接地感をもたらします。

負荷がかかる部分には耐久性の高いラバー素材が使われており、耐久性も安心です。

Fresh Foam X 880 v14 を履いて実際に走ると、自然なクッショニングのスタンダードな走り心地だと感じました。

クッション性能と反発性能のバランスが良く、柔らかすぎず硬すぎない接地感で違和感を感じることなく走ることができます。

また、アッパーのフィット感もよく、快適性の高さを感じました。

幅広いペースに対応できそうな印象で、個人的にはキロ5分から6分台までのスピード帯で気持ちよく走ることができそうと感じました。

Fresh Foam X 880 v14 はニューバランスのベーシックなモデルと言っても良いでしょう。多くのランナーにおすすめできるシューズに仕上がっています。

はじめてのランニングシューズとしてはもちろん、ニューバランスのランニングシューズをこれまで履いたことのないランナーにもおすすめです。